第5回「京都の木の家づくり表彰事業」で、「ウラヤナギの家」が最優秀賞・知事賞、「シモカワラの民家再生」が奨励賞 を受賞しました。
この事業は、京都府産木材利用推進協議会が、地元京都府産として認証された木材を使って建築された建物を対象としておこなっている表彰事業です。
最優秀賞の「ウラヤナギの家」は、住まい手さまのご要望として、1年を通して快適な温熱環境で過ごせる家というのがありました。
今回の受賞は地域産材を使った木の家という観点はもちろんですが、高気密、高断熱の省エネ住宅という点も評価いただきました。
「ウラヤナギの家」の施工事例はこちらをご参照ください
奨励賞の「シモカワラの民家再生」は戦前に建てられた京町家で、住まい手さまは、玄関と中廊下、和室に、特別な思い入れがありました。
そういった部分は触わらず断熱、耐震、バリアフリーを含めゾーニング改修を行いました。
床や手摺などで再利用の木材を取り入れ、既存を一部残すことで記憶をつなぎ、
木、土、自然素材を使ってリノベーションをしました。
「シモカワラの民家再生」の現場ブログはこちらをご参照ください
最優秀賞の「ウラヤナギの家」、奨励賞の「シモカワラの民家再生」ともに私たちの地域産材を使った家づくりに共感し、
ご承諾くださったお施主さまの想いがあって実現しました。
そういった想いも評価いただいき素晴らしい賞をいただきました。
これからも地域の木を活かし、職人さんの手仕事が見える家づくりに真っすぐ取り組んでまいります。
最終更新日:2024年3月25日投稿日:2024年3月25日