京都市Y邸京町家のリノベーション工事が始まりました。
築100年近くのY邸は襖で仕切られた部屋が続く京町家のお住まいです。
これまでに幾度かリノベーション工事を行われ大切に住み継がれてきた京町家ですが、今回のリノベーション工事で、耐震、断熱性能の向上とともに、二世帯で生活が出来るよう動線や収納計画、設備の新設など、次の世代が住まいやすい空間に改修していきます。
現場では解体工事が完了しました。
外壁の既存の漆喰塗と板張りを補修しながら、そのまま活かす予定です。
建具や床板も取り払われ、内部は躯体のみとなりました。
各躯体の柱、梁の現状を見て、耐震計画どおりに施工できるか再度現場確認をして耐震工事をしていきます。
京町家のカタチを踏襲しつつ、どのような空間に生まれ変わるのか、楽しみな現場です。
設計は空間工房用舎行蔵さんです。
最終更新日:2020年7月20日投稿日:2020年7月20日