京都市中京区「H様邸新築工事」瓦工事

4月に上棟しました中京区のH様邸です。
上棟して数日後に屋根工事が始まりました。

古い京町家が残り瓦屋根が多い地域です。
今回の新築でもいぶし銀の日本瓦を採用しております。

少し余談になります。
瓦屋根と聞きますと土葺きのイメージがありますが、
今はほとんどアスファルト系防水紙(ルーフィング)に瓦を止めつけるための下地の木の桟木を打って瓦を葺いていきます。

古い家の調査に行ったりお客様とお話をしていても瓦屋根は重たいと感じることが多いですが、
土からこのルーフィングに変わっただけでも随分と軽くなりました。
瓦自体も軽くて丈夫で変わらず100年、200年と耐久性があるものが作られています。

職人さんの手元しかなく見にくいのですが一枚ずつ瓦を並べています。



敷地が奥に細長いためガラス瓦を所々に入れて光が入るようにしています。


きれいに並べられた瓦を見ると職人さんのすごさをいつも感じます。
これから梅雨の季節で雨が心配ですが、屋根が葺き終わりましたらひとまず安心です。


内部はサッシ窓が入り、断熱材の充填する工程に進んでいます。

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京都市中京区「H様邸新築工事」

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最終更新日:2020年8月31日投稿日:2020年6月5日