連日の雨もようやく上がり、今週は京都市内30℃を超える暑い日になっています。
こちらの住宅はパッシブデザインの考え方を取り入れ「そよ風」を導入しています
壁、天井の断熱材、そよ風で室内の熱い空気を外部に排出している効果で、室内は外の温度と比較すると、ずいぶん過ごしやすく感じます。
「そよ風」の仕組みは
【集熱】太陽など自然エネルギーを取り込み、室内環境に活かす
【熱移動】集熱した空気をダクトで床下に送り込む
【蓄熱】床下の土間コンは大きな蓄熱容量を持ちます
【採涼】夏の夜間の放射冷却を利用する
屋根軒先から空気を取り入れたり、排出したりします。
今の時期は熱い空気を排出しており、手を当てると熱い空気が出ているのが分かります。
金属屋根で集めた空気をこちらのユニットから取り込みます。ダクトはまだ接続されていない状態です。
土間コンクリートに空気を送る部分。床吹出口から、冬は暖められた、夏は冷却された空気が出てきます。
外部の足場も取れ、完成に近づいてきました。こちらは完成見学会も予定しております。また詳細はホームページで告知させていただきます。
最終更新日:2022年4月26日投稿日:2018年7月10日