「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
京都市上京区でマンションリノベーションですが、約5か月の工事が無事完了し、2月上旬にお引渡しをさせていただきました。
この度は誠におめでとうございます
専有面積56.7㎡、3LDKという間取りでしたが、内部を解体、スケルトンとし、水周り部分の移動も含め、空間の配置、使い方も大きく変わりました。
限られた空間に、吟味した自然素材を適材適所に取り入れた素敵なリノベーションになっています。
今回は竣工の様子をご紹介させていただきます。
玄関戸を開けると、木質化された空間が迎えてくれます。
フローリングはサワラ、壁は漆喰塗り、建具枠、木製建具は桧です。
右側に水周り空間、左側が収納ゾーンになっています。
濡れた傘などが置けるように、ステンレスの受けも備えられています。
洗面脱衣室にはL字型に造作された洗面台が入りました。
床、壁はタイルで仕上げ、機能面、耐久性はもあり、高級感のある仕上がりになっています。
洗面台天板の下にはミーレの洗濯乾燥機が据え付けられました。
造作キッチンは、手前がカウンター、壁付けにI型のキッチンという配置になっています。
引出し収納もしっかりあり、こちらに食器類も収まるようになっています。
先程の洗面台も、キッチンも、引手は全てゴールドで統一されています。
造作家具はスペースを有効に使えるだけでなく、統一感のある空間をつくることができます。
キッチンの床はクッション性があるコルク仕上げです。
床には温水床暖房が敷設されています。
バルコニーに面したお部屋、広間と寝室です。
造作家具のテレビボードで、空間を仕切っています。
壁で空間を仕切ると、部屋が狭くなったり、圧迫感を感じたりすることがありますが、
部屋の空間を低い家具で仕切ると、空間の広さはそのままに、さまざまな用途に対応した使い方が出来ます。
壁、天井はアール状で、漆喰を塗りまわして仕上げています。
ソファーの背板は、壁に沿ってサワラを縦に貼り、上部は飾り棚になっています。
木製建具の内側はルーバー状になっていて開閉するこでき、場面によって使い分けができます。
設計はA design office 木下 阿希江さまです。
京都市上京区「マンションリノベーション」のブログ記事はこちらをご覧ください。
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京都市左京区「マンションリノベーション」~造作家具工事~
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最終更新日:2025年3月17日投稿日:2025年3月17日