京都市左京区「Y邸新築工事」~大工さんによる内部造作工事が進行中です~

「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。

京都市左京区岩倉で「Y邸新築工事」が進行中です。
樹木が生い茂り、木々の息吹を感じるロケーションで建築中の建物です。

建物内では、大工さんによる造作工事が進行中です。
間仕切り壁の下地なども少しづつカタチになってきました。

こちらは2階部分、天井は根太、床板とも化粧現しの大和天井です。
木の力強さ、美しさが感じられる空間です。

2階部分には、南面、北面に連続した木製建具が入ります。
腰高の開口ですが、連続窓で開放感が感じられる空間になっています。
窓からの景色は、木々の緑・樹木の林立する風景が眼に映ります。

2階へと続く階段も取り付けられました。
これから、階段の側面に杉の厚板で腰壁を造り、
階段の手摺として、腰壁の天端に、直径7㎝程度の北山丸太を取り付けます。
意匠とを絡めて、丸太を取り付ける方法や、加工方法など、現場で検討しながら進めていきます。

こちらは浴室で、天井はトーメイガラスの屋根になっています。
上を見上げるとガラスの屋根からは、美しい山の木々が眼に入ります。

こちらの大きな開口は、上部がFIX、下が跳ね上げ式の木製建具が入ります。
建物の北側が山手ですので、こちらの大きな窓からも木々を眺めることができます。

枠の加工は、一か所ずつ現場で行っています。

Y邸の開口ですが、大部分が木製の造作建具です。
枠として取り付けられたら見えなくなる部分にも、細かな手仕事が施されています。

こうして木を組むことで、捻じれや、荷重に強い木製枠になります。

1階、2階とも、東西南北、開口がたくさんある建物です。
一か所づつ手作業での加工と、取り付けが続きます。

木製建具は、サッシ枠が建物内から見えないような設計になっています。
内部の木製枠から、ガラスだけが見えるので、スッキリとして、外の景色を一層たのしめる開口になります。
建物内の枠は杉材、外部は桧材と、材料も使い分けています。

設計は横内敏人建築設計事務所さまです。

京都市左京区「Y邸新築工事」のブログ記事はこちらをご覧ください。
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最終更新日:2024年9月20日投稿日:2024年9月20日