京都市左京区「マンションリノベーション工事」竣工の様子です。

「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。

京都市左京区「マンションリノベーション工事」ですが、昨年末から木工事が始まり、約8か月工事を進めてきました。
先月末に竣工し、お引渡しをさせていただきました。
このたびは誠におめでとうございます

もともと二室であった部屋をつなげて一室とし、専有面積138.2㎡（41.7坪）の空間を全面和の設えにリノベーションしました。
吟味した木材、自然素材を取り入れた空間になっています。

今回は京都市左京区「マンションリノベーション工事」の竣工の様子をお伝えします！！

玄関戸をあけると、マンションであることを忘れてしまうような空間が目の前に広がります。
豆砂利洗い出しの土間に、式台はなぐり仕上げクリ材、壁は風合いのある土壁仕上げになっています。
正面の竹の格子戸をあけると和室、向かって左に進むとリビングへと、二方向にアクセスできるプランになっています。

こちらは和室です。
お茶が楽しめるよう、畳の下に炉が備え付けられています。

和室の違い棚です。

こちらはリビングです。
床はチーク、サッシの内側には木製のルーバー戸が入っています。

リビングに併設した本棚に囲まれた図書コーナーです。
造作家具はナラ材で統一されています。
下がり天井と壁は赤身の吉野杉です。

造作家具には細やかな工夫がされていて、ソファの下は引出しになっています。

リビングの奥に作業台とキッチンがあります。

作業台は、下が引出しになっていて、収納量もしっかりあります。
天板はキッチン天板と同材のシザーストーンという素材で、こちらの作業台の上でもお料理が楽しめます。

こちらは造作キッチンです。
食洗器、ガスオーブンレンジ設備を組み合わせてあります。

こちらはリビングの一角にある書斎コーナーです。
リビングという一つの空間で様々な活動ができる多機能空間になっています。

LDKがあるパブリックゾーンと寝室や個室があるプライベートゾーンをつなぐスロープです。
スロープで15cm高さを変えて床レベルに変化をつけています。
アールの天井部分を境にゾーンを緩やかに分け、空間に変化を持たせられています。

寝室です。
ヘッドボードは杉の小幅板を張って造作しています。
天板はナラ材です。
ルーバーの入った小窓の向こうは洗面所になっています。

洗面所です。
水周り空間の床はタイルで統一されています。
ホテルのような高級感のある空間になっています。

こちらは脱衣室。
洗面所と分けることで、気兼ねなくバスルームでの時間を過ごせますね。

こちらはバスルームです。
ハーフユニットバスに、壁はタイル仕上げです。

設計は堀部安嗣建築設計事務所さんです。

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最終更新日:2024年8月31日投稿日:2024年8月31日

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