京都市左京区「マンションリノベーション工事」~水周り空間のタイル工事~

「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。

京都市左京区「マンションリノベーション工事」の現場では左官、タイル、造作家具などの内装工事が進行中です。

今回のリノベーション工事については、既存プランは踏襲せず全く新しいプランニングで設計されていますので、マンション室内については床、壁、天井、間仕切り共全て解体し、まったく新しいプランニングで設計がなされています。
(これまでの工程は記事最後に以前の現場ブログのリンクがありますのでそちらをご覧ください)
特に水周り空間の仕上には、タイル、人造大理石などをが多く取り入れています。

水周り空間の床、壁は大部分がイタリア製の磁器質タイル仕上げになります。
磁器質タイルは吸水率が低く、酸やアルカリなどの薬品に対しても変色や変質がしにくく、耐久性に優れており、水周りに適した素材です。
種類も多いので、空間に合わせて選択することができます。
タイルは使用箇所に合わせて現場でカットして貼っていきます。

こちらは浴室の壁です。
FRP防水を施した上でタイルを貼っていきます。

天然石(トラバーチン)を模したもので、淡い色合いに、
流れ模様が一定方向に入った自然な風合いが感じられるタイルです。
タイル長辺をずらしたレイアウトで、柄、色幅のバランスを見て、施工しています。

こちらはトイレです。
床、壁ともタイル仕上げで、上質な素材を取り入れた高級感のある空間になりそうです。

こちらは洗面所です。
洗面台は造作で、天板は人造大理石です。
洗面台が入る部分の穴あけや、人造大理石の大きさは、加工図面を基にオーダーしたものが現場に入り、施工
となります。

こちらの大きな材料はキッチン壁のシーザーストーンです。
厚みは13mmあり、重量があるので、周辺の壁等を傷つけないように慎重に搬入します。

棚の部分は現場での採寸を基に、工場でくりぬいた状態になっています。
造作キッチンの天板もシザーストーンを使用します。
シザーストーンは天然鉱物を主原料に生成された素材です。
天然素材に近い風合いがあり、色柄のバリエーションも豊富です。
吸水率が低く、傷がつきにくく衝撃に強いなど、耐久性、メンテナンス性にも優れた素材です。

後もう少しで完成です。

設計は堀部安嗣建築設計事務所さんです。

京都市左京区「マンションリノベーション工事」のブログ記事はこちらをご覧ください。
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最終更新日:2024年7月9日投稿日:2024年7月9日