「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
「京都府T邸新築工事」の現場では内部ボード貼りや外壁のラス下地張りなどが進んでいます。
外壁は大部分が左官塗りの湿式(モルタル刷毛引き)上吹付塗装仕上げとなります。
こちらはラス下地張りの様子です。
軒天井周りは、杉材で仕上げています。
職人さんは仕上げに傷がつかないよう気を配りながら作業をされています。
木造の1時間耐火構造であるため、プラスターボードは二重張りになっています。
(T邸は防火地域にあり、木造の1時間耐火構造(火熱を1時間加えた場合に倒壊及び延焼を防止するため、主要構造部に耐火被覆をほどこした構造)で設計されています。)
内部のアルミシートは、耐火対応のためのもので、外壁が左官仕上げの部分に施工しています。
軒天井周りは木の表しで化粧材が見える部分が多くなっています。
軒裏には耐火被覆をした上に杉の本実板を貼っています。
こちらの軒は吹き抜けに面した大屋根の部分で、軒の出は約1.7メートルあります。
吹き抜けですが、工事中は内部足場が組まれています。
窓の外には先ほどの軒が見えています。
廊下部分の枠は外部が桧、内部は天井の杉に合わせて杉、敷居は床材に合わせてブラックチェリーと場所により樹種の違う木材を使っています。
「京都府T邸新築工事」のブログ記事はこちらをご覧ください。
「京都府T邸新築工事」~木造の1時間耐火構造~
「京都府T邸新築工事」~RC部分の型枠が外れました~
「京都府T邸新築工事」~RC造躯体の工事が進んでいます~
「京都府T邸新築工事」~RC造部分の鉄筋工事~
「京都府T邸新築工事」~地鎮祭~
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住まいの木の使われ方と適材適所
最終更新日:2024年6月18日投稿日:2024年6月18日