昨年の9月に着工しましたH邸新築工事ですが、無事竣工し、お引渡しをさせていただきました。
H様この度は誠におめでとうございます。
H邸ではお施主さまのご厚意で2月に完成見学会を開催させていただきました。
当日はたくさんの方にご来場をいただき、にぎやかな完成見学会になりました。
焼杉板を使った外壁にバルコニーのセラカンバツ材の手すり、杉材の日よけルーバー、野地板、垂木を現しにした軒天、外部の木塀など、木の風合いを楽しめる印象的な外観です。
京都市内の住宅地での計画ですが、角地の特性を活かし、2階のリビングには2方向に大きな窓を設けています。敷地の形状に合わせたバルコニーと組み合わせ、開放的で明るい空間になっています。
リビング空間は大変好評で、空間に広がりを持たせる勾配天井、柱、梁の構造が見える真壁の状態、無垢杉15mmのフローリングの足ざわりの良さなど、ゆっくりとご体感いただきました。
構造が真壁で見えるのは、木の風合いが感じられるのはもちろん、メンテナンス上も、家の状態が分かりやすいつくりになっています。
ロフトスペースなどは、天井の高さや、広さなど、家づくりの際に、どれくらいのスペースが必要なのか参考に、実際に上がっていただきました。京都市内など、街中の住宅地では敷地に限りがあることが多いので、空間を有効に使うため、ロフトスペースを希望させるお客様も多いです。
キッチンと組み合わせて造作した大きなカウンターは幅が2m40cm、奥行きは1m20cmあります。食卓として使うのはもちろん、大人数で料理をしたり、作業をしたりと多目的に使える大きさです。
写真には写っていませんが、反対側の天板の下には、キッチン家電や、ダストボックスが収納できるように設計されています。
リビング窓に沿って作られたベンチスペースは、見てるだけでも心地の良い、日だまりの中くつろげる場所になっています。
こちらもテレビ台などの家具として、ベンチとして、ベンチの下は収納として、多目的に使え、これからの住まいづくりに取り入れたいアイディアです。
設計は高橋勝建築設計事務所さんです。
H邸の今までの流れはこちらをご覧ください。
H博士の家新築工事開始しました。
H博士の家新築工事 その2 〜地下室工事編〜
H博士の家新築工事 その3 〜基礎工事&小屋組み編〜
H博士の家新築工事 その4 〜土台伏せ・建て方・上棟編〜
H博士の家新築工事 その5 〜内部工事編〜
H博士の家新築工事 その6 〜バルコニー&内部造作工事編〜
H博士の家新築工事 その7 〜家具造作&内覧会のご案内編〜
今回のブログに関連した記事はこちらをご覧ください
住宅の外装材について(焼杉板等)
木の家の無垢材の使われ方
最終更新日:2022年2月25日投稿日:2022年2月25日