H博士の家新築工事その6 〜バルコニー＆内部造作工事編〜

完成引渡しに向けて、順調に工事が進んでいっているH邸。今回はバルコニーと内部の工事をご紹介します。

・バルコニー
　バルコニーは外光を取り込んだり外を見ながら過ごせるなど、住む方々にとってお気に入りの場所になるスポットです。家族団欒の場になったりすることもあります。
　H邸ではバルコニーが開放的な空間を生み出す役割を担っています。建坪率いっぱいに作られたバルコニーにより外からの光が入り込み、内外部をつなぐ広々とした空間が広がります。外部木部や手摺材には、対候性の強いセランガンバツ材を使用しています。

　ただ、バルコニーは屋根がなく風雨にさらされる場所なので、傷みやすいという面もあります。そのため丁寧な工事が求められます。そこで必要になってくるのが防水工事の選択です。
今回はFRP工事を選択して施工しています。
FRPとは防水性に大変優れた素材です。建築では、ユニットバスなど一体成型したものが身近に使用されています。
バルコニーの床面をFRPで施工する作業が行っています。
　FRP防水は現場施工で一体化した施工で変形に対して強く、摩耗性や耐久性、耐候性にも優れているのも特徴で、ベランダやバルコニーには最適です。