H博士の家新築工事 その4 〜土台伏せ・建て方・上棟編〜

先日、基礎の工事が無事済んだH邸では、その後着々と建物が建ち上がりつつあります。
基礎の後は、
土台伏せ

柱建て

梁組み

上棟
という順序で進んでいきます。

・土台伏せ
土台伏せは、文字通り住宅の土台となる部分をコンクリート基礎の上に木材(檜材)を据え付けます。
その土台の上に柱を建てるので重要な工程の一つになります。

土台伏せの部分が水平を保てないとその上の骨組みにもズレが生じてしまします。

そして、土台伏せができるといよいよ建て方です。

・建て方
現場に柱材、梁材その他木材が運び入れられて大工たちの手によってそれらの木が組み上がっていきます。
1Fの床組みから2Fの床組みそして柱、梁組、小屋組み(工場加工をして仮組をしていた部分)を組み立て、垂木、野地板、ルーフィングそして屋根断熱材
張りが大工の手によって張られていきます。
 

建物によってはクレーンを使う場合もありますが、今回は込み入った部分も多かったので全て手仕事で少しずつ丁寧に組み上げました。
建て方の工程になると、どんどん建物のかたちが見え始める頃です。

前回の記事でもご紹介した小屋組みも現場で改めて現場で組まれて柱や梁にぴったりと収まりました。
 

  2Fの空間           屋根野地板張り

・上棟式(棟上げ)
無事骨組みが組み上がり、屋根の出来上がった状態で上棟式が執り行われました。
上棟式は棟上げというように組み上げていく中で棟材を収める時に祭事が行われたので棟上げという風にも言います。
上棟式は、工事の最初に行った地鎮祭と同じく家を建てる上で重要な儀式です。
現場で、初めて施主、設計者が大工さんと職人さんたちが出会う場です。
そこで現場に携わる人達一同が、これからのこの工事の意気込みを語り施主様は、安全な工事と職人たちへねぎらいの言葉をかけていただき、
設計者はこの住宅の設計の想いと工事の無事完成を祈り、この場全員が心をひとつに良い建物をお引渡しできるようにと祭壇に向かって拝礼をし、ご報告をいたしました。
※地鎮祭や棟上げ式は、地域などによって風習が異なります又、それぞれの事情でやられるので、ご相談ください。

 四方清め祓い

上棟が無事行われて、構造躯体が出来上がるともう工事の工程も折り返しに入ります。

H邸の今までの流れはこちらをご覧ください。
H博士の家新築工事開始しました。
H博士の家新築工事 その2 〜地下室工事編〜
H博士の家新築工事 その3 〜基礎工事&小屋組み編〜
家づくりの全体的なフローは、弊社HP「家づくりの流れ」をぜひご覧ください。
(今回ご紹介している工程はSTEP4です)

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最終更新日:2021年11月5日投稿日:2021年10月31日