京都市下京区京町家リノベーション工事の現場です。
解体、基礎工事が完了し、現在大工さんの木工事が行われています。
前回のブログでは解体前の様子をお伝えしました。
こちらは解体工事後、内部がスケルトンになった状態です。
元の土壁や、小屋裏空間が姿を現しました。
I邸のリノベーション工事では木工事に入る前に、基礎工事も行いました。
今回の工事では、建物内の間取りが変わる部分があり、新しく柱や壁が立つ部分には、新たに基礎が必要になります。
基礎をつくる部分ですが、まず地面の掘削を行います。
掘削後、コンクリート打設前に鉄筋を配置し、型枠を組んでいきます。
なんとなく基礎のカタチが見えてきました。
ここにはユニットバスが入ります。
この段階で土壌のシロアリ駆除の薬剤散布を行いました。
基礎完成後には土壌のシロアリ駆除は難しくなってしまいます。
こちらは土壌処理ですが、今後木部の防蟻処理も行います。
地面とコンクリートの間には防湿シートを敷いていきます。
防湿シートは地面からの湿気を防ぐためのものです。
リノベーション後の間取りに合わせた、新たな基礎が完成しました。
ここから、いよいよ木工事が始まります。
新たな土台を据え、柱を建てていきます。
こちらは居間になる部分です。
床下、天井には断熱材の充填も行います。
I邸京町家リノベーションのこれまでのブログ記事はこちらをご覧ください。
京都市下京区I邸「京町家のリノベーション」工事が始まりました。
最終更新日:2021年10月29日投稿日:2021年10月29日