先日地鎮祭も無事行われたH邸ですが、早速建築工事がスタートしています。
まず最初の工事は、地下室の工事からです。
H邸は、地下1階・地上2階建の邸宅になっていて地下にも部屋があります。
前回の記事でもご紹介した通り、
H邸は決して広くない敷地の中でいかに過ごしやすい空間を作るかということをポイントに、
建築家の高橋さんが創意工夫を凝らして設計しています。
そのような中で、地下に部屋を設けるのも部屋数を増やすための工夫の一つです。
地下室はその名の通り、地中(地下)に部屋があります。
そのため、敷地の土を掘って地下室外壁(RC造)の工事を進めます。
まず、地下室部分の周りの土留め(コンクリート連続壁)工事を施工して
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地下室部分の土を掘り、
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根切底にはグリ地業そして防湿シート敷設、捨てコンクリート、土間防水塗布
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土間、壁鉄筋の配筋工事そしてベースコンクリート打ち工事
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地下室の外壁型枠を組み立て(壁の鉄筋を配筋を囲む)内壁枠を組み立て
その間に生コンクリートを流し込み躯体が完成という流れで
地下室の空間が出来上がるのです。
ただ、これだけでは地下室の完成にはなりません。
地下室はご承知の通り、地中にあります。
なので、地上階の部屋に比べて周囲の土地の水分が侵入しやすい環境になります。
そのためにRCの外側には
防水工事を施工(プライマー下地処理、ウレタン防水、保護材養生防水)をして、
雨水の侵入を防ぐ施工を行います。
実際に水をかけて漏水チェックも万全です。
地下外壁ができた後に埋め戻し整地をして木造部分の基礎工事にとりかかります。
今回のH邸のような地下の活用も邸宅作りの一つのアイディアですし、
そもそも地下に部屋があるお家ってなんだかワクワクしますよね。
もちろん、地下室が難しい土壌や環境もあるかと思います。
地下の活用をご検討の方は、工務店や建築家に気軽にお尋ねください。
地下室が完成すると、次はいよいよ地上階の工事に進んでいきます。
家づくりの全体的なフローは、弊社HP「家づくりの流れ」をぜひご覧ください。
(今回ご紹介している工程はSTEP4です)
最終更新日:2021年8月31日投稿日:2021年8月31日