京都市右京区「Y邸新築工事」の現場です。
今年2月ごろから工事を進めてきました現場ですが、今月無事竣工しお引渡しをさせていただきました。
Y様 この度は誠におめでとうございます。
施工の面でも、左官のしっくい塗り工事などDIYをご自身で施工されたりと、進捗状況に合わせながら現場を進めさせていただきました。
お住まいの随所に自然素材、無垢木材を使用した木の香りのする調湿がコントロールされた心地良い木の家になりました。
今回は竣工の様子をお伝えします!!
焼き杉板の黒い外壁に、平板瓦の屋根で、周囲の景観に調和した、素朴ながら、清楚で簡素な意匠の外観になりました。
主要構造材には京都府内産の木材を取り入れています。
竹内工務店の家づくりは、なるべく地域の材料を使うようにしています。
地域産の材料を使った家づくりは地域林業の発展(地域経済循環)、資材輸送時のCO2排出量を削減でき、環境配慮の観点からも大切だと考えています。
また、Y邸は太陽光発電やエネファームを取り入れた環境に配慮した省エネルギーを重視したお住まいになっています。
玄関の引き戸を開けると、天井高のある玄関、ホール空間が広がります。
土間部分、廊下ともに2m50cm以上の高さがあります。
床は玄関土間、廊下と素朴な風合いのテラコッタ調タイル張り、
壁、天井はDIYによる漆喰仕上げです。
海外の住宅のような質感と配色が素朴で開放的な雰囲気を伝えています。
廊下部分のタイル床にも床暖房が入っているので、冬場でも暖かく過ごせます。
収納内は今後DIYで棚などを追加できるように下地が入っています。
リビングは外の緑が楽しめるよう窓を大きくとっています。
手前の柱は北山磨き丸太、奥の柱は桧です。
階段下にはピアノを設置されます。
床は栗のフローリング材、壁は漆喰、天井はラワン、
大きな出窓のカウンターは無垢のカリン材です。
奥へ行くとダイニングキッチンにつながっています。
ダイニングキッチンの掃き出し窓には桧材の木製建具が入りました。
将来的に内障子を取り付けるための枠も予め設置しています。
サッシは引き分けで、建物外部に建具が収まるようになデザインになってます。
窓を全て開け放つと、外との繋がりが一層感じられ、開放感があります。
こちらのスペースには二期工事でウッドデッキの検討をされています。
深く出た軒が日差しを遮ります。杉板を化粧で貼り仕上げた軒天の風合いも良いですね。
キッチンは壁面に合わせてナラ材と、ステンレスの天板を組み合わせ制作しています。
汚れやすい正面、側面の壁はタイル張りになっています。
収納はシンク下、吊り戸部分ともにオープンでシンプルに、設備にはお施主さまがセレクトされた、ビルトインガスコンロ、オーブン、ドイツの食器洗い洗浄機AEG(アーエーゲー)、水栓はアメリカDELTA製のタッチ式シャワー水栓と、浄水器が入りました。
廻り踏板部分の壁がアールになった階段です。
階段板には無垢栗材を使用しています。
過去の現場ブログはこちらをご覧ください
京都市右京区「Y邸新築工事」DIYによる左官工事
京都市右京区「Y邸新築工事」焼杉板外壁と平板瓦の屋根
京都市右京区「Y邸新築工事」が始まりました
最終更新日:2021年8月27日投稿日:2021年8月27日