京都府長岡京市T様邸新築工事の現場です。
昨年から工事の打ち合わせを行い、今月上旬に着工しました。
T邸は１階に車4台分の駐車スペースを確保し、2、3階に居住スペースがあるお住まいです。
通常、在来工法で3階建ての計画をする場合には、2、3階の重さがかかるので、1階部分に多くの柱や壁を配置する必要があります。
ですが、SE構法では、柱や壁の量が少なくできるので、1階にビルトインガレージ、2階に広々としたリビングなどの自由度の高い計画ができます。
T邸では、車2台を横並びに駐車できる大きな開口を計画しています。
7月上旬の建て方に向け、現場では基礎工事が進んでいます。
SE構法は木造住宅ですが、特殊な金物とボルトを使用することで、自由度の高い開放的な大空間を実現することができます。
計算に基づいた耐力を保つため、通常の木造住宅に比べ、地中梁や耐圧版の厚みが大きく、重量のある基礎形状になっています。
ベースコンクリートから出たアンカーボルトは、主要な柱を基礎と固定するためのものです。
ＳＥ構法では柱脚金物という特殊な金物で基礎と柱が直接連結する構造になっています。
コンクリート打設時に、アンカーボルトの位置にズレが生じないよう、建て方まで慎重に位置の確認をしながらの基礎工事となります。
以前の現場ブログはこちらをご覧ください。
「京都府長岡京市T様邸新築工事」 SE構法でプランニング進行中です
最終更新日:2021年6月18日投稿日:2021年6月18日