京都市左京区「S邸~築22年平屋建てのフルリノベーション~」内部造作工事

京都市左京区岩倉「S邸~築22年平屋建てのフルリノベーション~」工事の現場です。

前回ブログでご紹介したスケルトンの状態から
工事は進み現在は内部造作工事を行っています。

現場では大工さんが加工された枠材の取り付けが進んでいます。

そして本日は造作建具の打ち合わです。現場で寸法を取り、細かな仕様の確認も行いました。
自社物件や注文住宅では多くの場合造作建具を採用します。
建具は制作前に現場で採寸し、細かく仕様などの確認を行います。

例えば、玄関ホールとキッチンの間の建具は、光を取り入れる素材を採用します。
小さなお子さんがいらっしゃるので、ガラスが良いのか、ポリカーボネートが良いのかなど、
素材のメリット、デメリットを比較し検討します。
ガラスは割れる可能性があるが、クリアでカチッとした質感が魅力です。
ポリカーボネートは割れにくいですが、汚れや傷が付いた場合に目立ってくるというデメリットがあります。
建具屋さんはそれぞれのメリット、デメリットなど、分かりやすく教えて下さいます。
住まい手さまのライフスタイルに合わせて、ご要望を取り入れ仕様を決めていきます。

こちらは小屋裏のロフトスペースです。
当初の予定より、20cm程ロフトの床面を下げることができたので、
高さに少し余裕が出来ました。
収納にも最適ですがお子さまの成長に合わせて、2段ベットの上段のような使い方も検討されています。

壁・天井の断熱材ですが、羊毛を使ったサーモウールを使用しています。
綿のように柔らかい質感のサーモウールは、羊毛とポリエステルでできた繊維素材です。
湿度に合わせて、羊毛が調湿をするので、壁内の内部結露などが起きにくい素材になっています。
断熱性能はもちろんですが、消臭性、防音性にも優れており、お部屋の空気をきれいに保つことができます。

こちらには家具屋さんで制作したキッチンとカップボードが入ります。
造作のカップボードは、キッチン側、居間側と、両面で使えるようデザインしています。
造作家具などが入りましたら、こちらのブログでご紹介させていただきます!!

以前のブログはこちらです。
京都市左京区「S邸~築22年平屋建てのフルリノベーション~」

今回のブログに関連したコラム記事はこちらをご覧ください。
「断熱材のいろいろ」

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最終更新日:2021年4月16日投稿日:2021年4月16日