京都市右京区「Y邸新築工事」が始まりました

京都市右京区Y邸新築工事の現場です。

今月初旬に無事棟上げがおわり、現在外壁下地の工事を行っています。

こちらのお住まいですが、お施主さまは二級建築士の資格もお持ちで、長年の夢である自宅の設計を自身でされています。
今後はDIYで内壁や一部天井の漆喰塗などもされる予定です。


棟上げの様子です。
季節の変わり目で天気の移り変わりが多く雨の心配もありましたが、当日は無事お天気になりました。


今回は40坪ほどのお住まいで、総勢6人の大工さんで一日で棟まで上げ終わりました。


1階の様子です。
主要構造材には京都府内産材を使用しています。
1階は、個室などは設けず、リビングメインの空間になります。
全方向に窓があり、明るく気持ちよく過ごせそうです。
1,2階ともに、足元には床暖房の設備も導入します。
光熱費が気になるところですが、省エネに配慮し、今回はエネファームを導入します。
リビングはフローリング、廊下部分はレンガ調のタイルで仕上げます。

エネファームは都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電する家庭用燃料電池です。
同時に発生する熱で、お湯を沸かして給湯、貯湯でき、効率的です。
停電時でも発電が可能で、防災や減災の面からも注目されています。


こちらは2階です。
2階は勾配天井の空間に個室や、フリースペースを設けます。
勾配天井で広々とした浴室も2階に計画しています。
ハーフユニットタイプで、上部はタイルで仕上げます。


外壁の杉板下地には防火認定素材の構造用面材ダイライトを張っています。
焼杉板貼りの外壁に、屋根は平板瓦を葺きます。
周囲の緑に調和した、シンプルで素朴な外観の建物になりそうです。

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最終更新日:2021年3月30日投稿日:2021年3月30日