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京都市「MG邸リノベーション」~竣工の様子です~

「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。

MG邸は築90年大切に住み継がれてきた歴史ある伝統工法の建物です。
ご自身が育ったお住まいを将来にわたって残していきたいという想いで今回リノベーション工事をされました。

外構工事は現在進行中ですが、
建物本体は、約9か月間の工期を経て、4月末にお引渡しをさせて頂きました。
MG様この度は誠におめでとうございます

今回は「MG邸リノベーション」建物本体竣工の様子をご紹介します!!

外観は大きく変えず、屋根の葺き替え、外壁の補修など、傷んだ部分を補修しています。
内部は現代の生活に合う間取りにし、
耐震補強と、断熱改修を含めたリノベーション工事を行いました。

建物内部も既存の木材部分を可能な限り残し、
新たに設ける壁や天井も木や土などの自然素材で仕上げています。
こちらはもともと和室でしたが、床を貼り替え、洋間となっています。
天井は元は竿縁天井でしたが、解体後に勾配天井とし、既存の梁を見せる空間に生まれまわりました。
足元の寒さも大きなお悩みでしたので、床の改修を行う部分には、床暖房を設置しました。

外部に面した既存の木製建具はそのまま残し、内側にインナーサッシをいれています。
網代天井は新設、窓に近い部分は既存の木の天井です。
床はオークのフローリングです。

元は田の字型の和室の部分は、
襖を取り、和室から洋間へと改修し、広々としたリビングになりました。
和の面影が残る空間に黒いアイランドキッチンで、モダンな印象になっています。

写真は夜に撮影したものですが、南側に大きな開口があり、
リビングからは庭を眺めることが出来ます。
お庭は現在工事中です。

既存の床の間、書院の横に、造作のTVボードが配置されています。
和のイメージと調和するよう、造作家具は格子のデザインが取り入れられています。

2階のホールは窓に面して約4メートルの間口があります。
この部分に洗面台を併設した造作カウンターが設置されています。
ワークスペースとして、多目的に利用ができそうです。

新たに掛けなおした階段、踏板は米松です。

収納スペースには造作した棚を設置しています。
容量もあり、使い勝手が良さそうです。

設計監理は空間工房用舎行蔵一級建築士事務所さんです。

京都市「MG邸リノベーション」のブログ記事はこちらをご覧ください。
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京都市「MG邸リノベーション」~解体工事完了、木工事が始まりました~
京都市「MG邸リノベーション」~新設耐力壁設置など、木下地工事が進んでいます~
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