「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
大阪府箕面市「K邸新築工事」の現場です。
基礎工事が完了し、木工事がスタートしています。
木工事は土台伏せから始まり、1階の床下地を仕上げていきます。
床下には、大引間に断熱材を充填しています。
こちらが1階の床面全体です。
延床面積24坪ほどの計画です。
いよいよ建て方当日、朝の柱建てからスタートし、お昼前には2階の床組みまでが一気に進んでいきます。
夕方には無事上棟することが出来ました。
Kさま この度は誠におめでとうございます。
北側の矩勾配(かねこうばい、45度の勾配屋根)の屋根の様子も良く分かります。
1階、2階とも天井高を抑え、高さを抑えたプロポーションの建物になっています。
矩勾配の大きな屋根は、ムクリ屋根にしていきます。
屋根周りの材は大工さんが現場で加工し、細かな調整をしていきます。
屋根のむくりを付けるのに登り梁と母屋を相欠きにしてむくり寸法を調整しています。
北側の屋根面は大きな面になっています。
屋根面をまっすぐにすると屋根面が垂れて見えるので少し真ん中で膨らむようにムクリ屋根にしていきます。
勾配がありますので、今後の瓦工事の際は、専用の足場を立てての施工となります。
設計は吉武聖建築設計事務所さまです。
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