京都市西京区の秋元眼科クリニックの工事が完了しました。
先日引渡をさせて頂き、6月1日にオープンします。
外部の屋根格子に京都市内産(京北)の杉材を使用しています。
内部も暖かみを感じる木の質感あふれる内装が施されています。
こちらは塔本研作建築設計事務所の設計です。
向日市N邸「蔵の家」リノベーション工事 完成しました。
母屋に隣接し、農機具小屋として使われてきた「蔵の家」。建物の構造はそのまま活かし、「蔵の家」だから出来る新旧がうまく融合した空間になっています。
外部の収納に付け足された部分は取り払い、杉で造作した縦格子を取り付けました。外壁は一部補修をし、元のカタチを活かした仕上がりになっています。
土壁を切り取り、屋根面にはトップライトを設け、薄暗かった蔵に光が入り、窓を開ければ気持ちの良い風も入ってきます。
内部は勾配天井とし、ロフトを設けました。空間を広く見せ、既存の梁もアクセントになっています。
新しく玄関やトイレも配置し、居室としても使いやすくなりました。
床の断熱対策として、既存土間の上にスタイロフォームを施工し、フローリングを貼っています。
小屋裏部分にも断熱材を充填。壁は土壁の断熱効果を活かしました。
造作の階段には無垢のナラ材、床材はナラ三層集成フローリング、木製建具は造作しタモ練付合板で仕上げ、既存の木部とのバランスも良く仕上がりました。
今回は完成した「蔵の家」の様子をお伝えします。
施工前写真は以前のブログにアップしています。
こちらもぜひご確認下さい↓↓
向日市N邸「蔵の家」リノベーション 施工前の写真
3月に和歌山県へ材料を見に行きそして建て方が同じ月の終わり頃にありました。
こちらは前日の土台据付の様子です。
工場で見せていただいた桧です。桧の香りが現場中いっぱいです。
そして翌日の上棟です。残念な事に現場に行けたのは夕方近くになってからでほとんどいい所が見れませんでした。
平屋のお住まいですが天井の高さをたっぷり取っておられるので建物の高さは周辺の二階建のお住まいより少し低いくらいでした。
そして内部の軸組です。柱は幾つか現しで見えてくるのですが梁は現しそのままで見えてきます。(和歌山で見せていただいたものです。)
こちらのお住まいは木材を主にご案内させていただいたのですが気密住宅(地域型住宅グリーン化事業・低炭素住宅)としても設計されています。
土台と基礎の間の基礎パッキンは外部に面する外周部は気密パッキンで内部にあたる部分は通気のとれるパッキンを採用されています。
そして基礎断熱です。
床下も同じ室内として考え天井までの空気の流れは床下も含め流れるように計画されています。(床にはガラリがつけられます。)
気密住宅の考え方として断熱材を使って夏の暑さや、冬の寒さを防ぎます。気密をすることで外部からの空気の漏れを防ぎます。そうすることにより冷暖房に頼り過ぎなくても年間を通して快適な室温を保つことが出来きエコロジーなお住まいになります。弊社自社物件ではまだ実践させていただいたことがないのですが、技術を少しでも習得してみなさまのお住まいづくりにお役に立てないか日々勉強中です。
現場は屋根仕舞いが終わり断熱材が充填されています。また引き続き現場状況をアップさせていただきます。
先日無事上棟しました、京都市西京区「桂坂の家」の現場です。
こちらはソーラーシステム「そよ風」を設置し、空気を循環させる仕組みを取り入れた住宅。
断熱性能や気密性能をしっかりと組み合わせ、快適な温度で過ごせる住まいになるよう工事を進めています。
現在内部の下地工事が進んでいます 勾配天井を活かしたロフトのある空間も少しずつカタチになってきました
屋根面には「そよ風」が設置され、室内の温度を快適に保つため、内部は気密シートで覆われています
南側の開口も大きく気持ちの良い風が入ってきます 吹抜けを通して1階リビングにも光がはいる設計です
作業用に合板が貼ってありますが、リビングは吹抜けの空間になります
今後も「桂坂の家」現場からご紹介させて頂きます!!