京都市北区K邸新築工事の現場です。
今回はK邸の外壁工事と屋根工事についてです。
K邸は京都市内によくみられる、奥行きのある敷地でのお住まいになります。
隣地との境界の空きが小さいので、側面には足場を建てない(建てられない)状態で工事を行っています。
これが実際の隣地との境界です。
この状況を見て、一体どうやって外壁を貼ったのだろうという疑問が起こります。
通常は建物の外から施工する外壁材を、
建物の内側からガルバリウムサイディング材を横貼りに施工していきます。
内側から見るとこのようになっています。
白いシートは透湿防水シートです。
柱間には、断熱材を充填します。
耐力壁は通常、柱や梁などの外側に貼りますが、
今回は内張工法なので、柱と梁の内側にはめ込むように耐力壁を施工しています。
屋根ですが、外壁と同じガルバリウム鋼板を使用します。
縦ハゼ葺きで、南北に勾配のある平入切妻屋根になっています。
縦に長い敷地なので、切妻屋根の長いほうは9メートル以上あります。
屋根材は屋根の長さに合わせた材料を使用するので、現場まで大きなトラックで運びこみます。
こちらが施工後の屋根の様子です。
屋根に合わせた長さの材料を使用するので、板金のつなぎ目もなく、雨水は軒先まで留まることがありません。
以前の現場ブログはこちらをご覧ください。
「京都市北区K邸新築工事」~様々な加工の構造材~
京都市北区K邸新築工事「基礎工事」
京都市北区K邸新築工事「地鎮祭を行いました」
今回のブログに関連した記事はこちらをご覧ください
住宅の外装材について(焼杉板等)
住まいの屋根素材について