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京都市右京区「O邸リノベーション工事」~竣工しました~

「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。

4月ごろの旅から工事をしておりました、京都市右京区京北町「O邸リノベーション工事」ですが、竣工しました。
O様この度は誠におめでとうございます。

今回は「O邸リノベーション」竣工の様子をご紹介します!!

1階が鉄骨造の木材倉庫、2階が木造住居という建物の2階部分をメインにリノベーションしました。
水周りの設備(キッチン、お風呂、洗面、トイレ)は全て入れ替え、
もともと無断熱の建物でしたが、今回の工事で、2階部分の床、壁、天井に断熱材を充填し、断熱改修も行いました。
リノベーションでは、林業をされているお施主さま支給の無垢木材も取り入れています。

屋根、外壁などは大掛かりな改修はしていませんが、
工事前の調査で外壁にクラックが確認されました。
このままでは雨仕舞が良くないので、クラックを補修の上、リシン吹き付け塗装をしました。
経年により、外壁が汚れている部分もありましたので、吹き付け塗装で外壁が明るい印象になりました。

階段を上がってすぐのホール部分には天窓を設け、自然光を取り入れました。
こちらの空間はもともと窓がなかったので、天窓の効果は絶大です。
予算的にも、色々な検討がされましたが、天窓はぜひ取り入れましょうという話になっていました。
完成した空間を見て、やはり天窓は取り入れて良かったなと思います。

個性的なスタンディングテーブルは、お施主さま支給の材料です。
天板に使われている丸太は直径が約90cm、厚み7cm以上ある大きな無垢材です。
支柱として枝が出節で残る杉材を組み合わせ、足元は径の小さな北山丸太で支えています。
こちらは現場で大工さんが加工、施工をしています。

リノベーション前は8帖の和室だった空間は、洋間のリビングになりました。
床は堅木の栗のフローリング材です。
対面式のキッチンには、手元が見えないよう、造作家具を組み合わせました。

造作家具の天板はタモ集成材、扉や面材はシナ材を使用しています。

階段室の手摺壁は、北山丸太をルーバー状に縦に使ったデザインになっています。

以前の階段は勾配がきつく、上りにくかったので、
勾配を緩くした階段を新設しました。
通常の建物より、2階の階高が高いので、22段の階段になっています。
将来的に手摺を取り付けても、階段室の幅に余裕をもたせるため、壁を一部凹ませました。
階段板はタモ集成材です。

玄関には、造作家具で下駄箱を設置しました。
玄関框は元あった框を加工し、再利用しています。

洗面脱衣室は1坪ほどの広さがあり、広々としています。
洗面台は実験用のシンクを使っっています。

お風呂は1317のユニットバスです。

京都市右京区「M邸新築注文住宅」のブログ記事はこちらをご覧ください。
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