「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
京都市左京区岩倉で「Y邸新築工事」の地鎮祭が執り行われました。
市街地の喧騒から離れた山の麓、山林の一部を切り開いた敷地での計画です。
山林の木を伐採し、整地をした敷地は、すぐそばに木々の息吹を感じることができます。
外構工事も一部先に施工し、地鎮祭の日を迎えることが出来ました。
当日は晴天に恵まれ、清々しい空気の中、これから始まる工事の無事とお施主さまご家族の繁栄をお祈りしました。
敷地は、森林浴をしているような樹木の生い茂る風景の場所です。
建物を建てるために、木を伐採し、整地を行い、一部外構工事の先行を行うところからスタートしました。
特に南側の道路にむかって伸びている木や、
周辺の建物や電線などに枝がかかっているところなどは、
安全面に配慮しながら、高所での枝打作業ができる職人さんに特殊伐採をしてもらいました。
木は2.3mごとに上の方から順に切り、その後に伐根(木の切り株を根っこごと掘り起こして抜き取る)となります。
細く見える木でも、根は想像以上に深く長く張っている上、大きな石なども抱えている場合が多く、重機使っての作業になります。
根の部分は、土・根・幹・草・竹・それらが細かく混ざった混合残渣などに分別し処分を行います。
敷地内の樹木ですが、カクレミノ、杉、ヒノキなど風致地区の条件に該当し、植栽計画にかなうものはのこしています。
北側が山裾になり、なだらかに傾斜した地面でしたが、整地で平な状態になりました。
石積みなど、一部外構工事は、建物を建てる前に行いました。
11月中旬ごろからいよいよ基礎暖房を取り入れた基礎工事が始まります。
今後も工事の様子などこちらのブログでお伝えします!
設計は横内敏人建築設計事務所さまです。
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山で遊ぶ―森林浴について