「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
京都市左京区で「F邸新築工事」の工事をしています。
F邸は建物が込み入った住宅地にあり、約20坪ほどのコンパクトな敷地での計画です。
動線（廊下）の中にサブリビング、収納、ススタディーコーナーを取り入れ、小さな空間を多目的に使える工夫がされたお住まいになっています。
建物は前面道路に面した敷地北側、敷地の奥側にあたる南側というカタチで、間に中庭を設けたコノ字型になっています。
建物が立て込んだ敷地ですので、採光、通風をとる工夫として、中庭を取り入れられています。
家族が集まるリビングはなるべく明るい空間にするため、2階での計画です。
西隣との隙間がかなり狭いため、足場の仮設計画は外壁業者並びに大工さんと念入りに打合せを行いました。
建て方の際ですが、前面道路には車を入れるのも難しく、クレーンも使うことが出来ませんでした。
木材の搬入から荷揚げまで、全て人力で行いました。
建物の規模は小さいですが、全て人力ですので、普段の建て方より時間がかかりました。
土台伏せから始まり、4日間で無事上棟することができました。
Fさまこの度は誠におめでとうございます。
こちらは中庭に面したリビングです。
南側から自然光が入り、近隣の建物からの視線も気にならないようになっています。
最終屋根仕上げはガルバリウム鋼板となります。
屋根周りは鼻隠しや破風など、杉材を使用し、木の質感が感じられるようになっています。
今後も工事の様子をお伝えします！
設計は石津渡邉建築設計事務所さんです。
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