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H博士の家新築工事開始しました。

H邸は簡素な住宅地に計画された新築の建物です。

新築の家づくりはどのようにして完成まで進むのでしょうか。
新築物件の場合、まず家を建てる計画を立てるところからスタートします。
案件ごとに異なりますが、基本的には相談から始まって、具体的になってきたら設計に進み、工事着工となります。
施主様の要望を伺いながら大体1年くらいかけて完成まで進めていきます。
※家づくりの全体的なフローは、弊社HP「家づくりの流れ」をぜひご覧ください。
(今回はSTEP3〜4のあたりです)

今回のH邸は、施主様の希望にあう土地探しからスタートして設計をされています。
設計は高橋勝建築設計事務所の高橋勝さんが手掛けられています。

まず、H邸の設計の大きなポイントは、生活の中心部でもあるリビングの位置です。
広い空間が取れない敷地の中でも開放的な空間を生み出す工夫として、
リビングを2階に持ってくるという選択がとられています。
2階に持ってきたリビングには南東側に開いた窓と建坪率いっぱいに作られたバルコニーにより外からの光が入り込み、
広々とした印象の空間が広がります。
今回の建築予定地は、景観条例によって様々な制約が伴うほか、
なかなか広い土地を確保することが難しいエリアなのですが、
そのような中で施主様の希望に叶う邸宅を建築家がかたちにしました。

このように設計がまとまると実際の工事に進んでいきます。

そして、工事開始前には、関係者参列のもと地鎮祭が執り行われます。
地鎮祭は、この土地を司る神様に工事の着工のお知らせと無事を祈る神事です。
今回は京都市内にある大将軍八神社さんに地鎮祭をおつとめいただき、
施主様、設計者、工事関係者一同が参列して無事地鎮祭を執り行うことができました。

地鎮祭が終わるといよいよ現場では実際の工事がスタートします。
次回からは実際の工事の様子をご紹介していきます。

地鎮祭についてはコラムも合わせてご覧ください。
コラム「住宅の祭事

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