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「京都府T邸新築工事」年内建物完成に向け、工事が進んでいます。

「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。

T邸は表裏2方の道路に面して、高低差のある敷地に建つお住まいです。
地下部分はRC造で、RC造の上に木造二階の建物が建つ、RC造と木造の混構造になっています。
建物の高さも表側の平家部分、二階建て部分、裏側には地下部分と木造2階建ていう高さの違いがあり、
観る場所で異なった表情を持つ建物です。

年内の建物完成に向け、家具、木製建具も取り付き、いい雰囲気になってきました。

通りに面した表側からは、平屋建てのように見える外観です。

こちらは中庭からの外観。杉板を横張にした、ドイツ下見板貼りです。
大きな窓はリビングの吹き抜けに面しています。
この中庭はリビング、廊下、玄関、和室に囲まれています。

RC造の趣味室内部も木下地が出来てきました。

この木は地下趣味室のリブ天井に使う厚み15ミリ、幅40ミリの杉材です。

RC造部分は、木造部分に比べ、音が反響しやすいので、音への対策として、リブ天井にしています。
意匠的にもモダンな雰囲気で素敵な仕上げになりそうです。

和室の壁に聚楽が塗られ完成に近づいてきました。
床の間の床柱は北山丸太です。
エアコンが入る枠の部分は、正面から見たときに見付けを小さく見せる刃掛け(はっかけ)という加工がされています。

和室からも中庭が眺められるようになっています。
木製建具は米ヒバ、内部枠は杉で、外部枠は桧です。
これから内側に障子が入ります。

ダイニングから一段下がったリビング部分。薪ストーブを囲むように、造作でソファーが備え付けられます。
ソファーの下は引出し収納になっています。
 

造作建具の引き戸は、吊込みが多く、床に溝などが無く、フラットに使えるようになっています。
こちらは建具を吊り込む前の様子ですが、床の小さな金物は振れ止めというもので、吊り戸が前後に揺れないようにするための金具です。

建具の底は先ほどの振れ止めに沿って動くよう、溝の加工がしてあります。

こちらは吊り戸上部の吊り込み部分。
ソフトクローザー付きです。

造作建具は、造作家具に合わせて、ブラックチェリーがメインになっています。

設計は吉武聖建築設計事務所さんです。

「京都府T邸新築工事」のブログ記事はこちらをご覧ください。
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