京都市北区「T邸京町家リノベーション」
- 特徴
- 京都市北区の約100年前に建てられた京町家をフルリノベーションしました。外観は元の京町家の姿を踏襲するため、屋根瓦は葺き替え、外壁は土壁の傷んだ部分を補修し、側面の壁は焼杉板でやり替え、正面の壁は漆喰を塗りなおしました。建物内部はいったんスケルトンにし、耐震補強、断熱改修をしています。元は和室中心の建物でしたが、現代でも住まいやすいよう、洋間の空間へと間取も大きく変えています。一部取り入れた和の空間には、以前のお住まいで使われていた屋久杉や床柱など古材を再利用しています。
- 構造
- 木造2階建て
- 種別
- リノベーション
- 場所
- 京都市北区
- 設計
- 自社設計
- 竣工
- 令和4年9月
- 延床面積
- 141.24㎡ (1階:79.43㎡ 2階:61.81㎡)
京都市右京区「嵯峨の家・Y家(旧I家)リノベーション工事」
- 特徴
- 京都市右京区、里山の風景が残る奥嵯峨に江戸時代から伝わる旧I家(Y家)があります。
Y家(旧I家)は京都市景観重要建造物指定された建物で、ダイドコロニワの土間には当時の暮らしを伝える七つカマドが残ります。
長年住み継がれる過程で、増築や、改築をしている部分がありましたが、これを復元し、当時の痕跡を残しながら、使える材はなるべく再利用し、建物を元の姿に復元しました。リノベーション工事では伝統的な建物に合う方法で耐震補強を行い、これからの時代も快適に住まえるよう、住宅設備は、使い勝手の良さに加え、趣のある建物に調和するデザインのものを設置しました。
- 構造
- 木造平屋建て
- 種別
- リノベーション
- 場所
- 京都市右京区
- 設計
- 竹内工務店
- 竣工
- 令和3年2月
- 施工床面積
- 228.45㎡
京都市Y邸「京町家リノベーション工事」
- 特徴
- 京都市の街中、昔ながらの町家が点在する地域で築100年の歴史ある京町家をリノベーションしました。外観は京町家のカタチを踏襲しつつ傷んだ部分を修復しています。伝統的な京町家の構造に合った耐震補強と、快適に過ごせる温熱環境を目指し、断熱改修も行いました。京町家の特徴である中庭を挟んで、東棟、西棟とに分かれた建物を二世帯で住まい分けをし、生活がしやすい動線へと改修されました。これまでに幾度かリノベーションを行われている東棟は既存部分と改修をする部分とに分けて工事を行い、西棟はキッチン、洗面台、トイレを含む設備の新設に加え、中庭に面した2階の一部屋を吹き抜けとしました。京町家の建物全体に自然光が入り、次の世代も住まいやすい空間になりました。
- 構造
- 木造2階建て
- 種別
- リノベーション
- 場所
- 京都市
- 設計
- 空間工房 用舎行蔵
- 竣工
- 令和3年4月
- 延床面積
- 295.52㎡(1階:179.22㎡ 2階:116.30㎡)
京都市右京区「太秦トキワ荘」~倉庫からシェアオフィスへのコンバージョン工事~
- 特徴
- 京都市右京区太秦で倉庫からシェアオフィスへのコンバーション工事をしました。
既存鉄骨の倉庫内に入れ子構造の小屋を作り、そこをコワーキングスペースとしています。
小屋を囲むように、シェアオフィス、共用の会議室、喫茶スペースも設けています。
内部、外部とも、地域の木材を使用し、建物の内部は木の香りに包まれた暖かみのある空間になっています。
オフィス内にあるテーブルなどは空間に調和するよう現場で造作しました。コワーキングスペースの小屋組は京都府内産の杉、桧材を使用し、木材は現場で手刻み加工をしました。随所に大工さんの手仕事がみられ、素材としての木の良さを体感できるシェアオフィスになりました。
杉の香りのするシェアオフィス・太秦トキワ荘ご利用者募集中です。
太秦トキワ荘専用ホームページはこちら→「太秦トキワ荘」
- 構造
- 鉄骨造
- 種別
- コンバージョン
- 場所
- 京都市右京区
- 設計
- 高橋勝建築設計事務所
- 竣工
- 令和3年4月
- 延床面積
- 388㎡
京都市F邸改修工事
- 特徴
- 京都市東山区の住宅地に建つ築50年の民家のフルリノベーションです。襖紙や天井の細工など厳選した材料で細部にまでこだわって設計されています。各部屋から異なる庭が見える空間構成とされています。
- 構造
- 木造2階建て
- 種別
- 改修
- 場所
- 京都市東山区
- 設計
- 空間工房用舎行蔵 一級建築士事務所
- 竣工
- 令和1年7月
- 延床面積
- 157.64㎡