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京都祇園宮川町「路地中ノ」

外観 夜
特徴
京都祇園 宮川町の元お茶屋さん後の割烹料理店を和食・寿司のお店に改修しました。宮川筋の東、古いお茶屋さんが立ち並ぶ一角にあります。格子戸の入口を入り路地をイメージした通路をぬけると一階奥はカウンター席と厨房です。通路の壁は収納になっており扉は桐のけんどん建具になっています。奥のカウンターの天板は欅の一枚板です。床は様々な木の木口を敷き詰めたオリジナルの床に仕上がっています。坪庭と奥庭を新たに作り四季折々の植栽が来られるお客様をお迎えします。二階の東のお座敷は既存の折れ上げ天井、吊床をそのまま活かし聚楽壁を補修し襖の装いを新たにしました。西のお座敷はテーブルでも宴席を楽しめる空間になっています。以前は天井がはられていましたがそれを取り払い古いゴロンボを現し、天井を高くしました。北山磨き丸太や栃、サペリ、古い網代の壁など伝統的なものに加え、新しく無垢材を使用し、古いものと新しい材を交え楽しめる空間となりました。
構造
木造2階
種別
京町家改修
場所
京都市東山区
設計
MAE森田雄一朗
竣工
平成29年10月
玄関斜め出格子玄関路地中庭カウンター席カウンタースペース2階お座敷和のお座敷聚楽壁坪庭入口

中京区M邸

リビング
特徴
築39年の鉄骨造3階建ての元店舗として使われていた建物を今回あらたに住宅としてリノベーションしました。無機質なテナントビルが木に包まれた暖かい空間に生まれかわりました。意匠的、機能性の向上と同時に、断熱改修と日射対策を行い、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように考えられています。断熱改修としては、既存の窓にインナーサッシのペアガラスを取り付けています。元は断熱材が入っていない建物でしたが、壁全体に断熱材を充填しています。内装の木部には様々な国産材(スギ、ヒノキ、ナラ、カバ、トチ)を使用しています。リビング部分造作家具はヒノキの集成材を使って、キッチン、ダイニングテーブル、ライティングデスク、ベンチ、ローボードと一続きの家具として、LDKの大空間に合わせてデザインされています
構造
鉄骨造3F建て
種別
リノベーション
場所
京都市中京区
設計
A.C.E.波多野一級建築士事務所
竣工
平成29年
延床面積
163.63㎡
リビング2 キッチン 寝室 和室 洗面 玄関 トイレ