京都市上京区「UCHU wagashi」
- 特徴
- 「UCHU wagashi」寺町本店、リニューアルオープンのため京町家店舗を改修した事例です。京都の街並みに調和する、京町家の外観イメージは大切にしながら、内部は解体し、内装を一新、白基調の明るい空間に生まれ変わりました。天井は全面吉野杉、エントランスの桧の柱、店舗内の造作家具は全てホワイトオークで、木の温もりが感じられる空間になっています。リニューアルで新たに1階にカフェスペース、2階に事務スペースを設け、これまでより快適に過ごせるように、断熱改修も行いました。また、既存の壁を残したまま、耐力壁をプラスするなどし、耐震補強も行っています。
- 構造
- 木造
- 種別
- 京町家リノベーション
- 場所
- 京都市上京区
- 設計
- Hankai Architects
- 竣工
- 令和6年4月
京都市右京区「太秦トキワ荘」~倉庫からシェアオフィスへのコンバージョン工事~
- 特徴
- 京都市右京区太秦で倉庫からシェアオフィスへのコンバーション工事をしました。
既存鉄骨の倉庫内に入れ子構造の小屋を作り、そこをコワーキングスペースとしています。
小屋を囲むように、シェアオフィス、共用の会議室、喫茶スペースも設けています。
内部、外部とも、地域の木材を使用し、建物の内部は木の香りに包まれた暖かみのある空間になっています。
オフィス内にあるテーブルなどは空間に調和するよう現場で造作しました。コワーキングスペースの小屋組は京都府内産の杉、桧材を使用し、木材は現場で手刻み加工をしました。随所に大工さんの手仕事がみられ、素材としての木の良さを体感できるシェアオフィスになりました。
杉の香りのするシェアオフィス・太秦トキワ荘ご利用者募集中です。
太秦トキワ荘専用ホームページはこちら→「太秦トキワ荘」
- 構造
- 鉄骨造
- 種別
- コンバージョン
- 場所
- 京都市右京区
- 設計
- 高橋勝建築設計事務所
- 竣工
- 令和3年4月
- 延床面積
- 388㎡
「エル・ラガール」~新築京町家~
- 特徴
- 京都市中京区にスペイン料理店を営む住まい手さまの新築京町家が完成しました。
建物正面は黒漆喰仕上げの真壁の外壁で、千本格子、鎧張りの腰壁等木部は塗装しています。トーンを抑えた色味で、重厚感があり古い建物が多く残る二条城周辺の街並みにうまく溶け込んでいます。店舗部分は真壁で柱や壁を塗装し、天井は梁を現しにした大和天井になっています。スペインで特注、制作されたタイルをあちこちに使用されていて、どこか懐かしく、暖かさを感じる空間になりました。
- 構造
- 木造
- 種別
- 新築2階建
- 場所
- 京都市中京区
- 設計
- 合同会社ユニーズ・㈱竹内工務店
- 竣工
- 令和2年1月
- 延床面積
- 177.60㎡
京都祇園宮川町「路地中ノ」
- 特徴
- 京都祇園 宮川町の元お茶屋さん後の割烹料理店を和食・寿司のお店に改修しました。宮川筋の東、古いお茶屋さんが立ち並ぶ一角にあります。格子戸の入口を入り路地をイメージした通路をぬけると一階奥はカウンター席と厨房です。通路の壁は収納になっており扉は桐のけんどん建具になっています。奥のカウンターの天板は欅の一枚板です。床は様々な木の木口を敷き詰めたオリジナルの床に仕上がっています。坪庭と奥庭を新たに作り四季折々の植栽が来られるお客様をお迎えします。二階の東のお座敷は既存の折れ上げ天井、吊床をそのまま活かし聚楽壁を補修し襖の装いを新たにしました。西のお座敷はテーブルでも宴席を楽しめる空間になっています。以前は天井がはられていましたがそれを取り払い古いゴロンボを現し、天井を高くしました。北山磨き丸太や栃、サペリ、古い網代の壁など伝統的なものに加え、新しく無垢材を使用し、古いものと新しい材を交え楽しめる空間となりました。
- 構造
- 木造2階
- 種別
- 京町家改修
- 場所
- 京都市東山区
- 設計
- MAE森田雄一朗
- 竣工
- 平成29年10月
京都木材会館
- 特徴
- 平成26年度木造建築技術先導事業採択プロジェクトで木あらわし耐火部材によるラーメン構造(1,2階に適用)です。耐火上重要な柱は国内初となる2時間耐火部材を使用しています。中高層4階建て純木造建築を、京都の地域産材を使用し、京都の景観条例に適合する新しい京都の木造デザインが実現しました。
- 構造
- 木造(耐火構造)地上4階建
- 種別
- 新築
- 場所
- 京都市中京区
- 設計
- 株式会社ゆう建築設計事務所
- 施工
- 吉村建設工業株式会社
- 木工事 株式会社竹内工務店
- 竣工
- H28年
- 延床面積
- 754.50㎡