「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店のブログです。
11月に上棟しました京都市下京区のY様邸です。年末に断熱工事を終えました。
今回は設計事務所さまの指定で床下は基礎断熱で、壁・天井屋根は吹付ウレタンで施工をさせていただきました。
外壁・天井屋根の発砲ウレタンです。自己密着性があり機械で吹付をしていくという事もあり隙間もしっかりと塞げ気密性を確保する事ができます。
外部周り桁などから繋がる金物の穴の隙間もしっかりと埋めます。
充填タイプの断熱材を使った気密工法の場合もこういった穴は液タイプの充填式ウレタンや気密テープなどで大工さんや監督さんが塞いで下さいます。
発泡ウレタンは通常の断熱材より薄くしても断熱性能が確保しやすく、透湿抵抗値も高く内部結露がしにくいのも特徴です。また防音効果もあります。
こちらは上棟前の基礎の断熱材を施工した様子です。スラブには押出法ポリスチレンフォーム板を全面に敷き詰めています。立上りはフェノールフォーム保温板を設置しています。
今回は床下エアコンをご採用される事もあり地盤からの冷気を塞ぎ、立ち上がりの断熱性能をしっかりと確保する事も重要です。
床下内の気密も重要ですので土台を据え付ける基礎立ち上がりの天端には気密性のある基礎パッキンを使用しています。黒い部分がパッキンの役目、シート部は結露を防止する役目があります。
新築・リフォーム共に省エネ化を始めお住まいの環境をよくする為の性能等のご相談なども最近はよくお受け致します。断熱材の施工中を見ていただけます構造見学会など不定期ですが開催させていただいております。お住まいのご相談会は定期的に開催しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
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