以前のブログでは木材検査と建て方をお伝えしました京都市M様邸新築工事の状況説明です。
梅雨入り前の吉日に無事上棟式も終わりました。
M様おめでとうございます。
梅雨入りするまでに急いで屋根仕舞いです。
写真は室内から見える登梁です。
こちらも紀州の杉です。
建方の翌日に足場から撮影しました。
ロフトの床は杉の三層パネルのJパネルが使われています。
今度は屋根仕舞いの後で撮りました。
室内からはこのように見えます。
屋根仕舞と同時に内部も進んでおります。
今回は土壁のお部屋が一室あります。
こちらは土を塗っていく木小舞(キゴマイ)です。
木小舞とは、壁の下地になる細木や竹を編んだものです。
材料は桧です。
昔は当たり前のように使われていた土壁。
私自身古いお住まいの改修などですでに施工されている状態は見たことがありますが、今回は初めての土壁の施工現場に立合わせていただきました。
豊田左官・豊田工業所さんのお仕事です。
鏝(コテ)で土を壁に塗る音がとても心地良く響きます。
仕上げは漆喰仕上げの予定です。
土壁の性能などは設計監理をされているトヨダヤスシ設計事務所さんのWebサイトなどで詳しくご紹介されています。
4日程乾燥させた状態です。中までしっかり乾かしひび割れをおこさせます。
以前のブログはこちらです。
京都市「紫野の家~M様邸新築工事~」木材検査 町編 そして建て方
京都市「紫野の家~M様邸新築工事~」木材検査 山編
京都市「紫野の家~M様邸新築工事~」基礎配筋検査など
京都市「紫野の家~M様邸新築工事~」地鎮祭
最終更新日:2020年7月10日投稿日:2020年7月10日