「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
昨年の11月に着工しました、京都市西京区「S邸新築工事」ですが、
7月末に竣工し、お引渡しをさせていただきました。
今回は設計士である住まい手さまがご自身で設計をされており、現場で打合せを重ねながら工事を進めていきました。
Sさま この度は誠におめでとうございます
S邸は車椅子の利用に配慮されたお住まいで、スロープで道路と玄関を行き来できるアプローチになっています。
木がたくさん見える家にしたいとの想いを取り入れ、梁、北山丸太の柱は構造材を現しにしています。
床は栗のフローリングです。
1階のリビングは車椅子で動作がしやすいように様々な工夫がされています。
トイレの扉は引戸で出入口を大きく確保されています。
扉全開すると、有効寸法で85cmで、車椅子自走で使用できる寸法になっています。
細かな仕切りが無く、キッチンや洗面へも行き来しやすい広々とした間取りです。
洗面台は、実験用シンクと無垢材カウンターを組み合わせ造作しました。
バリアフリーに配慮し、足元がオープンになっています。
2階の和室は、ご自宅で趣味のお茶が楽しめるよう、畳の下に炉が備え付けられています。
雪見障子は、建て替え前に使用されていた建具を調整し再利用しています。
2階の洋室は、階段の踊り場から一続きの空間です。
化粧梁が勾配天井のアクセントになっています。
玄関収納の障子は、古建具を再利用したものです。
土間は墨モルタルです。
京都市西京区「S邸新築工事」のブログ記事はこちらをご覧ください。
京都市西京区「S邸新築工事」~解体清祓い~
京都市西京区「S邸新築工事」~地鎮祭が執り行われました~
京都市西京区「S邸新築工事」~上棟しました~
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バリアフリーとユニバーサルデザイン
京の木づかいー地産地消の家づくり
北山杉を活かす家
最終更新日:2024年8月9日投稿日:2024年8月9日