「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
今年3月に竣工した「北嵯峨の家(O邸)新築工事」の現場です。
北嵯峨の緑の多い景観に調和した、焼杉板の外観を持つお住まいです。
杉板の押縁がアクセントになり、素朴ながらも印象に残る建物になっています。
お引渡しは竣工直後にさせていただき、新居での生活が始まっています。
今回の外構工事はお引渡し後の工事となっております。
住い手さまが外構部に関してはアプローチの石の選定そしてお庭造りすべてにおいて参加されたいとのご意向があり、建物が完成してお引越しされてから風景の見え方、外観の見え方などじっくり吟味した上で、造園屋さんに相談しながら工事をしています。
地域にとけ込んだ住まいは建物と外構があってそのお住まいが成立する事も多く、外構工事も住まいの一部として大切にしています。
住まい手さまと一緒に、シンボルツリーを選ぶところから外構のアプローチの石やタイルなど、お好きな物を一緒に選んで進めさせていただくことも多いです。
外構工事前のお引渡でしたので、しばらく建物周りの地面は土だけの状態でした。
外構工事が完成するまでは、アプローチなど使いにくい部分もあったかと思いますが、
住いまがら、素材や樹木の選定など、理想のお庭をイメージしながら、住まい手さまがお庭造りに参加されています。
先ほどの土の部分に、御影石を敷き詰めます。
御影石で地面がおおわれると、印象が随分変わってきます。
御影石は耐久性、耐水性が高く、表面にキズや、苔などが付きづらいので、メンテナンスがしやすい素材です。
天然石ならではの風合いも楽しめます。
建物南側にはスロープがあり、こちらからも出入りが出来るようになっています。
スロープの地面も御影石です。
スロープと建物基礎の間、土が見えていた部分には、土留めの石積として、ごろた石を使用しました。
ごろた石は、高さがある部分には積み重ねて使ったり、地面に敷き詰めたり、色々な面の形状に合わせて使えます。
御影石や植栽などが加わると、建物の雰囲気がぐっと良くなります。
花壇には住まい手さまが選ばられた樹木をご自身で植えられます。
植物が成長すると、またちがった表情が見られそうです。
住い手さまの想いいれのある素敵なお庭が完成し、私たちも嬉しく思います。
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最終更新日:2023年7月7日投稿日:2023年7月7日