地域密着型工務店は、お客様に寄り添い、その思いを実現できる会社です。
竹内工務店は、そのような地域に根差した工務店でありたいといつも思っています。
少し前には、それぞれの地域で頑張る工務店があり、その工務店の地縁、血縁などで仕事を請けていました。
ところが現在では、住まい手が、住宅に求める仕様や性能が多様化し、それらをまとめることがなかなか難しくなり、また、家を建てるにはエネルギーがいるので、ある人たちはハウスメーカー等の既成の住宅を購入することが増えてきています。
しかし、ハウスメーカーでは、対応できない住宅もあります。
それらの規格型建物は、やはりその土地や地域の持つ風土や景観にそぐわない場合があります。
京町家や民家などでは、構造が意匠となり、連担した建物が街並みを形成しています。
その中に規格型住宅が入ると全く異質の建物となってきます。
リノベーション工事でも然りです。(既存の建物の良さを活かす工事が必要とされます)
竹内工務店は、それらの違和感を持たれた施主様からのご相談をよくお受けします。
地域の工務店であればごく当たり前にできることが、規格型住宅では対応が難しいと言わざるを得ません。
ただし、今、住宅に求められる性能や品質そして価格を相対的にみて、施主様にご納得してもらわなければなりません。
それらは、やはり
- 誠実な仕事(確かな素材、技術、価格以上の仕事)
- 堅実な経営(経費をかけすぎない営業と経営)
- 確かな性能(基本的な計画を無理なく、丁寧に施工)
- 基本的なことをきっちり対応する(企業の姿勢)
これらが大切です。
「モデルハウスはないの?」
時々「竹内工務店さんにモデルハウスはないのか」とお聞きになる方がおられます。
「モデルハウスは持っていません」とお答えしています。
竹内工務店は、単なるモデルハウスは持たない(造らない)と考えています。
お客様にとってプラスになるようなものであれば造っていいとも思っていますが、やはりそれらの経費は莫大で、それが施工する建物の価格に反映されてきます。
これらを考えると、造る機会は限られてきます。
仕事をいただき、輪が広がりそしてまた仕事が増える(ご紹介いただける)のは、やはり一棟一棟を堅実に丁寧に施工させていただくことに尽きると思います。
設計事務所様からのご依頼、ご紹介が多いのもそれらを評価していただいているのかと思います。
地元の施工例マップ
最終更新日:2022年6月1日投稿日:2022年6月1日