京都府長岡京市T様邸新築工事の現場です。
前回ご紹介した基礎が完成し、現場では建て方が進んでいます。
T邸は1階にビルトインガレージのある3階建てのお住まいで、SE構法を採用しています。
SE構法では、建て方までに、SE構法独自の金物の取り付けが必要になります。
少しでも金物の取り付け位置が違うと、建物が建たなくなってしまうので、この作業がとても重要です。
柱にSE金物を取り付け、梁を渡していきます。
大開口を実現するため、手前の一番大きな柱は断面が360mm×240mmもあります。
梁成も一番大きな部分は500mmと断面の大きな材料を使用しています。
構造躯体には構造用集成材を使用し、断面の大きな材はオオシュウアカマツ、小さな材はヒノキです。
在来木造では、基礎と連結した土台を介して柱を取り付けますが、
SE構法では、「柱脚金物」という特殊な金物で、基礎と柱を直接連結させます。
柱の面に梁受け金物を取り付け、梁を落とし込み、ドリフトピンを打ち込んで接合します。
3階建て、最高高さ9.9mの建物は近くで見ると迫力があります。
今月中旬には上棟式を予定しています。
以前の現場ブログはこちらをご覧ください。
「京都府長岡京市T様邸新築工事」着工しました。
「京都府長岡京市T様邸新築工事」 SE構法でプランニング進行中です
最終更新日:2021年7月12日投稿日:2021年7月12日