京都市西京区W様邸新築工事~2階リビングの家~ の現場です。
前回のブログでは外部木摺下地に関してご紹介をしました。
今回は仕上げの左官工事の様子をお伝えします。
W様邸の外壁は色モルタル掻き落とし仕上げです。
表面に凹凸があり、独特のふんわりとした柔らかい印象の外壁になります。
現場では左官職人さんが材料の調合から仕上げまでを行います。
まずは下塗りの様子です。
こちらは防水紙の上にメタルラスを貼った状態です。
メタルラスの上に下塗りのモルタルを塗ります。
この上に仕上げの色モルタルを施工していきます。
施工の前にサンプルを作成し、仕上げの色味や質感の確認をしています。
こちらの仕上がりになるように、現場で材料の調合を行います。
仕上げの左官工事の様子です。
材料のセメント、砂、色粉、水を混ぜ、仕上げの色モルタルを作り施工していきます。
今回は掻き落とし仕上げです。
色モルタルを鏝で塗った後に、金串、鏝、ブラシ等で引っ掻き、細かい凹凸のある仕上げにしていきます。
最後掻き落とす分、すこし厚みを持たせて塗っていきます。
金串を使ってモルタルをカキ落としていきます。
乾き具合を見ながら、左官職人さんが順に施工していきます。
仕上げの色モルタルを塗ったばかりの状態は表面がつるりとしています。
掻き落とし後は独特の風合いがでているのがよくわかります。
広い外壁面をすべて手仕事で仕上げていきます。
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過去の『現場ブログ』はこちらをご覧下さい。
京都市西京区「W様邸新築工事~2階リビングの家~」外壁の木摺下地の造作工事
京都市西京区「W様邸新築工事~2階リビングの家~」建具枠の造作工事
京都市西京区「W様邸新築工事~2階リビングの家~」
住宅の外装材についてはこちらのコラムもぜひご参考になさってください。
住宅の外装材について(焼杉板等)
最終更新日:2020年9月8日投稿日:2020年9月7日