明日完成見学会を開催させていただきます京都市のT様邸です。
前回のブログで内部造作の進捗をご報告させていただいのですが、こちらのお住まいの大工さんの手刻み加工の様子をもう少しご紹介させていただきます。
構造材のため仕上がった現在はほとんど隠れてしまっております。
化粧になる構造材を大工さんがカンナ掛けしている様子です。
ぜひ動画でご覧ください。
ゼロコンマ○○ミリの厚みで木を削り表面を平らにします。
またカンナをかけることによって木が持つ油分も出てきて、数年経っても木がツルツルしています。
弊社の自社物件の場合、枠材に使用する桧や杉をこれとよく似た加工で仕上げをするので塗料は塗らないようにしています。
(塗装が木の油分に負けて塗れないものもあります。)
ノミでホゾを加工しています。
(ちなみにこれは梁の加工中です。)
そしてこれは梁の継ぎ手の仕口です。
小さな穴なので木がどれくらい水分を含んでいるかによっても微調整が必要です。
加工場で念の為仮組をします。
こうしておよそ3ヵ月近く毎日木を見て大工さんが一つひとつ加工して下さって建て方が終わりました。
こちらの住宅は完成見学会を予定しています。
伝統工法で、職人の手仕事が随所に感じられるお住まいです。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください!!
7月18日(土)京都市T様邸「新築工事~手刻みの伝統工法の家~」完成見学会のお知らせ
過去の現場ブログはこちらをご覧下さい。
京都市T様邸「新築工事~手刻みの伝統工法の家~」大工・左官仕上げ工事
京都市T様邸「新築工事~手刻みの伝統工法の家~」大工造作工事
京都市T様邸「新築工事~手刻みの伝統工法の家~」屋根仕舞い
京都市T様邸「新築工事~手刻みの伝統工法の家~」上棟1
京都市T様邸「新築工事~手刻みの伝統工法の家~」
最終更新日:2020年7月22日投稿日:2020年7月17日